喟然(読み)キゼン

デジタル大辞泉 「喟然」の意味・読み・例文・類語

き‐ぜん【×喟然】

[ト・タル][文][形動タリ]ため息をつくさま。嘆息するさま。
主人の小野里代議士は―として長嘆息を洩らした」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「喟然」の意味・読み・例文・類語

き‐ぜん【喟然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「喟」はためいきをつく意 ) ためいきをつく様子。嘆息するさま。
    1. [初出の実例]「公子忙然無言喟然良久」(出典秘蔵宝鑰(830頃)中)
    2. [その他の文献]〔論語‐子罕〕

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普及版 字通 「喟然」の読み・字形・画数・意味

【喟然】きぜん

ためいきをつくさま。〔論語、先進〕夫子喟然としてじて曰く、吾は(曾)點に與(くみ)せんと。

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