営業財産(読み)エイギョウザイサン

デジタル大辞泉 「営業財産」の意味・読み・例文・類語

えいぎょう‐ざいさん〔エイゲフ‐〕【営業財産】

特定事業を営むための組織的財産全体動産不動産債権暖簾などのほかに、営業上の債務も含めていう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「営業財産」の意味・読み・例文・類語

えいぎょう‐ざいさん エイゲフ‥【営業財産】

〘名〙 特定の営業のために有機的に結合されている財産の全体。商品建物機械金銭、債権。広義では、得意先関係、営業上の秘訣なども含む。

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世界大百科事典(旧版)内の営業財産の言及

【営業】より

…しかし,法律上は特別財産として取り扱われているわけではない。会社形態をとらない個人企業の場合,営業は対債権者の関係ではなんら独立性をもたず,私用財産と区別して強制執行や破産の対象となるわけではない(わずかに商業帳簿上,営業財産と私用財産は区分経理されるにすぎない。なお会社の場合,私用財産はないからこの問題は生じない)。…

※「営業財産」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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