嘘返神事(読み)うそがえしのしんじ

精選版 日本国語大辞典 「嘘返神事」の意味・読み・例文・類語

うそがえし‐の‐しんじうそがへし‥【嘘返神事】

  1. 〘 名詞 〙 京都島原遊里で正月一五日に行なった行事遊客を欺いた一年うそを払い捨てるために同夜遊女や店の者が色紙などを持って幸天神(さいわいてんじん)に参り、「うそを返す」と唱えて互いに取り替える。
    1. [初出の実例]「こりゃ島原の廓の習ひ、うそがへしの神事といふて」(出典:歌舞伎・傾城金秤目(1792)三立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む