デジタル大辞泉
「嘱」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しょく‐・する【嘱】
〘他サ変〙 しょく・す 〘他サ変〙
①
相手に何かを頼んだり、期待したりする。また、ことづける。伝言する。依頼する。望みをかける。属
(しょく)する。ぞくする。
※
日本外史(1827)一三「凡百需索宜
レ嘱
二信長
一」
② (目を)つける。また、(望みを)かける。属(しょく)する。ぞくする。
ぞく‐・する【嘱】
〘他サ変〙 ぞく・す 〘他サ変〙 依頼する。託する。ことづける。また、望みをかける。しょくする。
※
読本・
英草紙(1749)四「其死せんとする
前時、我に嘱
(ゾク)して云ふ」
しょく【嘱】
〘名〙 口ぞえしてたのむこと。頼みまかせること。
※
社会百面相(1902)〈
内田魯庵〉附録「『
破垣』は初め未販売の某婦人雑誌の嘱
(ショク)に応じて稿を起せしものにして」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報