デジタル大辞泉 「噛み殺す」の意味・読み・例文・類語 かみ‐ころ・す【×噛み殺す】 [動サ五(四)]1 かみついて殺す。2 あくびや笑いが出るのを、歯をかみしめて無理に抑える。「あくびを―・す」[類語]絞め殺す・縊る・刺し殺す・轢き殺す・殴り殺す・打ち殺す・叩き殺す・ぶち殺す・撃ち殺す・焼き殺す 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「噛み殺す」の意味・読み・例文・類語 かみ‐ころ・す【噛殺】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① かみついて殺す。くい殺す。[初出の実例]「剰(あまさへ)人をさへ咀殺(カミコロ)し候ひける程に」(出典:太平記(14C後)二九)② あくび、笑いなどが出かかった時、それが出ないように、口を閉じ歯をくいしばったりして、がまんする。[初出の実例]「長々しい祈祷感話は欠伸(あくび)を噛み殺しても聞き」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例