四つに組む(読み)ヨツニクム

精選版 日本国語大辞典 「四つに組む」の意味・読み・例文・類語

よつ【四つ】 に 組(く)

  1. 相撲で、両方力士が互いに両手を差し合ってがっぷりと組み合う。四つに渡る。よっつに組む。
    1. [初出の実例]「力を商ひにする相撲が、四(ヨ)つに組(ク)んで、かっきり合った時」(出典:思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石一九)
  2. 転じて、互いに正面からぶつかって堂々と争う。四つに渡る。よっつに組む。
    1. [初出の実例]「藤村は人生と四つに組んでゐるとか、最も大きな問題に取組んでゐるとか」(出典:デカダン文学論(1946)〈坂口安吾〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む