四ッ白村(読み)よつじろむら

日本歴史地名大系 「四ッ白村」の解説

四ッ白村
よつじろむら

[現在地名]佐川町四ッ白

二ッ野ふたつの川最上流部にある山村近世黒岩くろいわ郷に含まれ、その東北端に位置したが、長宗我部氏時代には庄田しようだ村に属した。天正一八年(一五九〇)の庄田村地検帳に小村として四ッ白村がみえ、片岡分で「土居ヤシキ」があり、切畑(焼畑)が多かった。江戸時代は黒岩村枝郷で名本が一人置かれた。元禄地払帳では総地高一二七石余、うち本田高七三石余、新田高五四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android