日本歴史地名大系 「四之橋通小梅代地町」の解説 四之橋通小梅代地町しのはしどおりこうめだいちちよう 東京都:墨田区旧本所区地区四之橋通小梅代地町[現在地名]墨田区錦糸(きんし)四丁目深川六間堀(ふかがわろつけんぼり)代地町の南方、四ッ目(よつめ)通東側にある。北は葛西(かさい)領八右衛門(はちえもん)新田、東・南は柳島(やなぎしま)村。もとは小梅代地町の内にあり、永代売御免町家作の場所で請地(うけじ)村秋葉稲荷別当満願(まんがん)寺の住居があった。時期は不明だが、大久保伊賀守下屋敷に渡されて上地となり、南東の当地に代地を与えられて従来どおり満願寺が居住する町屋となった。正徳三年(一七一三)町奉行・代官両支配となる。享保一九年(一七三四)には中ほどにある満願寺地と沼地九〇坪が鷭御場御用地として召上げられ、小梅村持とされた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by