四十八夜(読み)シジュウハチヤ

デジタル大辞泉 「四十八夜」の意味・読み・例文・類語

しじゅうはち‐や〔シジフハチ‐〕【四十八夜】

阿弥陀仏四十八願にちなんで、48日間の夜に限って行う念仏、または経の講説

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「四十八夜」の意味・読み・例文・類語

しじゅうはち‐や シジフ‥【四十八夜】

〘名〙 浄土宗阿彌陀如来の四十八願に因んで四八夜の間念仏を唱え、または浄土三部経を講説する法会。また、その念仏。
※俳諧・玉海集(1656)付句「今よひから四十八夜とさえぬらん 茶園をみれば霜おほひせり〈貞徳〉」
※浮世草子・椀久一世(1685)下「寺では四十八夜を申して名に触れ」

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