四十瀬新田村(読み)しじゆうせしんでんむら

日本歴史地名大系 「四十瀬新田村」の解説

四十瀬新田村
しじゆうせしんでんむら

[現在地名]倉敷市上富井かみとみい東富井ひがしとみい西富井にしとみい

四十瀬村の南に位置し、すぐ西を東高梁ひがしたかはし川が流れる。寛永六年(一六二九)の開発新田であり(「鴨方領明細帳」池田家文庫)、寛永備中国絵図には四十瀬新田の名はあるが石高の記載はない。明暦二年(一六五六)の古新田外新田村免状(倉敷市立中央図書館蔵)によれば、高一千一五〇石余、直高九六六石余。寛文七年(一六六七)の免状(同館蔵)以後、前新田外新田村との表記に変わっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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