四国二郎(読み)しこくじろう

精選版 日本国語大辞典 「四国二郎」の意味・読み・例文・類語

しこく‐じろう‥ジラウ【四国二郎・四国次郎】

  1. 四国地方を流れる吉野川異称関東地方坂東太郎利根川)、九州地方筑紫三郎筑後川)とともに日本三大河の一つ。筑後川を筑紫二郎と呼ぶ場合には四国三郎と呼称される。
    1. [初出の実例]「坂東太郎は刀称川、四国二郎は此吉野川、筑紫三郎は筑後川を云。是日本三大河也」(出典:本朝俗諺志(1746)一)
    2. 「藍蒔くや四国二郎の豊饒地〈射石〉」(出典:続春夏秋冬(1906‐07)〈河東碧梧桐選〉春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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