四宝銀(読み)シホウギン

デジタル大辞泉 「四宝銀」の意味・読み・例文・類語

しほう‐ぎん【四宝銀】

江戸幕府が正徳元年(1711)から翌年にかけて鋳造した丁銀豆板銀表面に4個の「宝」の字の極印を刻む。

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「四宝銀」の意味・読み・例文・類語

しほう‐ぎん【四宝銀】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、宝永八年(一七一一二月から鋳造発行された丁銀と豆板銀。表面に「宝」の字が四個打刻されている。よつほうぎん
    1. [初出の実例]「慶長以来於銀座吹立候慶長銀元祿銀〈略〉三宝銀四宝銀」(出典:日本財政経済史料‐二・経済・貨幣・鋳造発行の沿革・寛政一〇年(1798)五月日)

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