日本歴史地名大系 「四戸古墳群」の解説 四戸古墳群しどこふんぐん 群馬県:吾妻郡吾妻町三島村四戸古墳群[現在地名]吾妻町三島吾妻川右岸にわずかに発達した河岸段丘上にある。四戸よりわずかに上流の岩下(いわした)に所在する机(つくえ)古墳を限界として、これより吾妻川上流域には古墳がない。かつて二四基の古墳が確認されており、昭和三九年(一九六四)と四二年の二次にわたり一―四号墳が発掘調査された。四基とも径一〇メートル前後の円墳で、横穴式石室を内部主体としていた。うち三基は袖無型石室で埴輪を伴うのに対し、一基は両袖型石室で埴輪を伴わない。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by