四日市公害

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四日市公害

三重県四日市市の石油化学コンビナートの周辺地域で1960年代、排煙による大気汚染で呼吸器疾患の患者急増、自殺する人も出た。四日市ぜんそくは、水俣病新潟水俣病イタイイタイ病と並び四大公害病の一つとされる。公害病認定患者9人が67年、企業6社に損害賠償を求めて提訴。72年の津地裁四日市支部判決は排煙と病気因果関係や企業の共同不法行為を認め、計約8820万円の支払いを命じる判決を言い渡した。6社は控訴せず、確定した。

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