日本歴史地名大系 「四条大宮町」の解説 四条大宮町しじようおおみやちよう 京都市:下京区郁文学区四条大宮町下京区大宮通四条下ル南北に通ずる大宮通(旧大宮大路)が町のやや東寄りを通り、北は東西に通る四条通(旧四条大路)、南は綾小路(あやこうじ)通(旧綾小路)に面する。平安京の条坊では左京五条一坊四保一六町の東側と同五条二坊一保一町の西側の地で、平安中期以降は大宮大路四条大路の南側にあたる。「師守記」貞治三年(一三六四)の紙背文書にある、延慶四年(一三一一)三月一六日付の中原俊茂譲状には、「四条坊門大宮屋地御堂并本尊等事自五位辻子南十一丈至大宮西エ十七丈」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by