四王寺村(読み)しおうじむら

日本歴史地名大系 「四王寺村」の解説

四王寺村
しおうじむら

[現在地名]宇美町四王寺

宝満ほうまん(八六八・七メートル)の西に位置し、井野いの川の最上流、四王寺山の山中の村。北は炭焼すみやき村、南東御笠みかさ宰府さいふ(現太宰府市)炭焼村の枝村(元禄国絵図・天保郷帳)。正保四年(一六四七)四王寺山の東に村を立て(続風土記)炭焼村から分村したという。元禄五年(一六九二)には四王寺村の高三一石余、うち畠二石余、家数一〇・人数五八(田圃志)


四王寺村
しおうじむら

[現在地名]金沢市四王寺村

福畠ふくばたけ村の北に位置。正保郷帳によれば高七六石余、田方二町七反余・畑方二町四反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の高九五石、免五ツ四歩、小物成は山役七七匁(三筒国高物成帳)。寛文年間の家高数四・百姓数六(高免付給人帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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