回鸞(読み)かいらん

精選版 日本国語大辞典 「回鸞」の意味・読み・例文・類語

かい‐らんクヮイ‥【回鸞・廻鸞】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鸞」は想像上の美しい鳥 )
  2. 旋回する鸞鳥(らんちょう)。優雅な舞をたとえていう。
    1. [初出の実例]「歌舞を致して廻鸞の雅声に応ふ」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)六)
    2. [その他の文献]〔庾信‐春賦〕
  3. 筆法一つ
    1. [初出の実例]「唐朝王羲之有懸針、垂露、回鸞、返散、銀鈎〈略〉虎爪之八様」(出典異制庭訓往来(14C中))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「回鸞」の読み・字形・画数・意味

【回鸞】かいらん

里帰り。

字通「回」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android