垂露(読み)スイロ

精選版 日本国語大辞典 「垂露」の意味・読み・例文・類語

すい‐ろ【垂露】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 露がたれること。また、たれる露。〔陶弘景‐尋山志〕
  3. 書法で、縦に引く画(かく)の末をはねないで抑えてとめること。
    1. [初出の実例]「崩雲気助凡魚目、垂露光慙石燕心」(出典:田氏家集(892頃)中・見藤右軍新書大相府屏風因有寄呈)
    2. [その他の文献]〔酉陽雑俎‐広知〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「垂露」の読み・字形・画数・意味

【垂露】すいろ

したたる露。

字通「垂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む