垂露(読み)スイロ

デジタル大辞泉 「垂露」の意味・読み・例文・類語

すい‐ろ【垂露】

筆法の一。縦のかく下端を筆をおさえて止めるもの。→懸針けんしん

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精選版 日本国語大辞典 「垂露」の意味・読み・例文・類語

すい‐ろ【垂露】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 露がたれること。また、たれる露。〔陶弘景‐尋山志〕
  3. 書法で、縦に引く画(かく)の末をはねないで抑えてとめること。
    1. [初出の実例]「崩雲気助凡魚目、垂露光慙石燕心」(出典:田氏家集(892頃)中・見藤右軍新書大相府屏風因有寄呈)
    2. [その他の文献]〔酉陽雑俎‐広知〕

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普及版 字通 「垂露」の読み・字形・画数・意味

【垂露】すいろ

したたる露。

字通「垂」の項目を見る

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