固体ロケット(読み)コタイロケット

デジタル大辞泉 「固体ロケット」の意味・読み・例文・類語

こたい‐ロケット【固体ロケット】

化学ロケット一種固体燃料酸化剤を燃焼して高温高圧ガスを発生させ、ノズルから超音速で噴き出すことで推力を得る。液体ロケットに比べ、構造が単純で安価に製造できるが、原理的に推力の調節が難しい。固体燃料ロケット

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改訂新版 世界大百科事典 「固体ロケット」の意味・わかりやすい解説

固体ロケット (こたいロケット)

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百科事典マイペディア 「固体ロケット」の意味・わかりやすい解説

固体ロケット【こたいロケット】

ロケット

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「固体ロケット」の意味・わかりやすい解説

固体ロケット
こたいロケット

「固体燃料ロケット」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の固体ロケットの言及

【ロケット】より

…19世紀になるとイギリスのコングリーブWilliam Congreve(1772‐1828)の作ったロケット弾がヨーロッパ各地やアメリカでの戦争に用いられ,それなりの威力を発揮したが,その後兵器としてのロケットは大砲の射程がのびるに従い見限られることとなる。 一応このように固体ロケットは10世紀にわたる歴史をもつが,一方,液体ロケットは実に19世紀もまさに終わらんとするころ,パリに留学していたペルー人ポーレP.A.Pauletが推力100kgfのロケットを実験したのがそもそもの始まりといわれる。いずれにせよ真に近代科学に裏づけされたロケット技術は,20世紀において3人の先覚者,ロシアのK.E.チオルコフスキー,アメリカのR.ゴダード,そしてドイツのH.オーベルトによって築き上げられたのである。…

※「固体ロケット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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