国仲根所(読み)ふいなーにーどうくる

日本歴史地名大系 「国仲根所」の解説

国仲根所
ふいなーにーどうくる

[現在地名]竹富町竹富

西塘にしとー御嶽南東、竹富小中学校の東約二〇〇メートルにあり、一帯は森となっている。地元ではフイナーオンという。神名もイベ名もないのは、首里園比屋武すぬひやん御嶽の神を勧請したことによるからであろう。集落から東美あいみ崎に向かう農道を少し入ったところに鳥居があり、樹木の茂る中を入ると神庭で、神庭の中央奥に一部コンクリート造の瓦葺の拝屋がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android