日本歴史地名大系 「国宗村」の解説 国宗村くにむねむら 大分県:大分市旧鶴崎市地区国宗村[現在地名]大分市東鶴崎(ひがしつるさき)三丁目・鶴崎(つるさき)東西を大野川と乙津(おとづ)川に挟まれ、南北に細長く延びる。北は鶴崎町、北西は寺司(てらじ)村。参宮帳写(後藤作四郎文書)によれば、天正一八年(一五九〇)七月一四日高田(たかた)庄「国宗之村」の国宗但馬守などが伊勢神宮に参詣している。「国宗之村」は当地とも考えられる。江戸時代を通じて肥後熊本藩領。高田手永鶴崎三ヵ村のうち。寛永一一年(一六三四)の同藩豊後国郷帳に村名がみえ高一七八石余。正保郷帳も同高ですべて畑高、高田庄と付記。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by