国屋郷(読み)くやごう

日本歴史地名大系 「国屋郷」の解説

国屋郷
くやごう

現松江市国屋町地域にあった国衙領。建久五年(一一九四)二月一九日の出雲国司庁宣(出雲大社文書)によると、犬丸は父時助の譲りに任せ杵築大社(出雲大社)の三月・九月両会の貴徳舞を勤めるよう命じられ、先例のとおり「国屋郷」内の貴徳分田を引募って免田とすることを定めている。貞永元年(一二三二)九月には出雲国司が国屋郷内で杵築大社祭礼料田(免田)の喜徳(貴徳)給田五町を引募ることを命じている(「出雲国留守所下文」富家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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