日本歴史地名大系 「国庁裏神社」の解説 国庁裏神社こくちようりじんじや 鳥取県:倉吉市国分寺村国庁裏神社[現在地名]倉吉市国分寺国分寺(こくぶんじ)集落の西方、宮(みや)ノ峰(みね)にあり、伯耆国庁跡の外郭域内に位置する。祭神は大己貴命ほか一〇柱。旧県社。社名は国庁裡神社と記されたこともあり、「こくちょうのうちのじんじゃ」ともよまれた。創建の時期は不明だが、伯耆国庁建設の際その一部として勧請されたのであろうか。「三代実録」貞観一五年(八七三)四月五日条には「伯耆国無位国庁裏神」が従五位下に叙せられたことがみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by