コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

国清百録 こくせいひゃくろく Guó qīng bǎi lù

1件 の用語解説(国清百録の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

こくせいひゃくろく【国清百録 Guó qīng bǎi lù】

中国,天台宗の開祖智顗(ちぎ)を中心とする初期天台教団関係文書集。4巻。隋の智寂が編集,灌頂が完成させた。天台山に煬帝(ようだい)から国清寺の寺額が下賜された605年(大業1)ころのことと考えられる。後梁,陳から隋初に及ぶ104条の文書を収めるので《国清百録》と名づけられた。文書に乏しい六朝・隋にあって,きわめて貴重な資料集であり,道宣の《続高僧伝》もしばしばこれを用いている。【勝村 哲也】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の国清百録の言及

【智顗】より

…晋王広の懇請により《維摩経疏》を撰述し,揚州に向かって下山の途中に西門石城寺で没した。 智顗は,〈論〉ではなく〈経〉本位の教学を組織し,五時八判の教判(教相判釈)をたてた中国的仏教の大成者であり,主著として弟子灌頂が筆録した《法華玄義》《法華文句》と《摩訶止観》のいわゆる〈天台三大部〉があり,同じく灌頂が集録した《国清百録》は天台山国清寺に関する104種の文献を集めていて,《智者大師別伝》とともに智顗の伝記研究にも不可欠の文献である。【礪波 護】。…

※「国清百録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

国清百録の関連キーワード孝暢五時教智顗智旭天台山摩訶止観喜多院空也派六祖国清寺

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone