国立自然教育園(読み)コクリツシゼンキョウイクエン

デジタル大辞泉 「国立自然教育園」の意味・読み・例文・類語

こくりつ‐しぜんきょういくえん〔‐シゼンケウイクヱン〕【国立自然教育園】

自然教育園

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改訂新版 世界大百科事典 「国立自然教育園」の意味・わかりやすい解説

国立自然教育園 (こくりつしぜんきょういくえん)

東京都港区白金台にある。面積約20万m2。園内は台地,湧水池,谷,湿地に富んでいる。生物群落も豊富で学術上貴重なものとされる。江戸時代には高松藩主松平讃岐守の下屋敷であった。1871年(明治4)に国有地となるが,75年から1911年までは陸軍火薬庫,17年宮内省管轄に移り白金御料地として終戦まで続いた。この火薬庫と宮内省の時代をあわせて約70年の間,人工が加えられなかったことが,自然性を保持した原因である。49年文部省所管の自然教育園として一般公開され,天然記念物および史跡に指定,62年国立科学博物館付属となり,自然教育,自然保護の研究ならびに指導にあたっている。
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