国連安全保障理事国首脳会議(読み)こくれんあんぜんほしょうりじこくしゅのうかいぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

国連安全保障理事国首脳会議
こくれんあんぜんほしょうりじこくしゅのうかいぎ

安保理サミットともいう。 1992年1月 31日,ニューヨーク国連本部で行われた,安保理 15理事国による初の首脳会議国連機能の強化による紛争の防止と平和の維持を通じて,冷戦後の世界の新たな秩序を模索することがその目的とされた。議長声明では,国連の平和維持活動の深化・拡大,イラクの侵略行為に対する国連の集団安全保障システムの有効性,国際社会の平和と安全の維持における安保理の役割・責任の強調軍縮軍備管理・大量破壊兵器の不拡散の責任体制の確立などがうたわれ,特に地球規模での核廃棄プロセスの枠組み作りで大きな進展をみた。ただし,国連改革抜きでの安保理強化には批判もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む