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国連識字の10年 こくれんしきじの10ねん/こくれんしきじのじゅうねん United Nations Literacy Decade

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知恵蔵2015の解説

国連識字の10年

国連総会で議決された宣言で、2003年から12年までの10年間で全ての人々に識字能力を与えることがうたわれている。国連教育科学文化機関(ユネスコ/UNESCO)の推計によると、情報化時代の急速な進展にもかかわらず、05年7月末現在、世界の15歳以上の非識字人口は、アジアアフリカ諸国を中心として7億9900万人に達している。また、1億300万人以上の子供たちが、学校に行けない環境の中で生活している。国連(UN)は、9月8日を国際識字デーに定めて、識字教育の重要性を世界に呼びかけてきたが、「国連識字の10年」では、ユネスコが国際レベルでの活動を促進する調整役を担いつつ、加盟各国に対して、(1)2000年4月の世界教育会議で採択された「ダカール行動計画枠組み」(15年までに15歳以上の識字率を50%向上させることなど)を再確認すること、(2)特にジェンダーを意識した教育プログラムを策定し、教育の機会における男女平等を実現すること、(3)最も貧しく最も社会から疎外されている人々に、教育の機会を与えること、などを要請している。

(室井義雄 専修大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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