日本歴史地名大系 「国道二三八号」の解説 国道二三八号こくどうにひやくさんじゆうはちごう 北海道:総論国道二三八号網走市と稚内市を結ぶ一般国道。実延長三一九・七キロは道内の国道で最長。網走―上湧別(かみゆうべつ)町中湧別間は国道二三九号・同二四二号、中湧別―興部(おこつぺ)町間は同二三九号、稚内市潮見(しおみ)―稚内市街間は同四〇号と重複する。オホーツクライン・宗谷国道などと通称される。沿線のオホーツク海沿岸には網走国定公園・北オホーツク道立自然公園があり、観光ルートとして地域経済活性化を促す幹線道路となっている。前身は近世以来の北海岸(きたかいがん)道で、明治四〇年(一九〇七)稚内を起点にオホーツク海沿岸を南下、根室を終点とする北海岸線が仮定県道となった(道庁告示第二七五号)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by