国道五号(読み)こくどうごごう

日本歴史地名大系 「国道五号」の解説

国道五号
こくどうごごう

函館市と札幌市を結ぶ一般国道。長万部おしやまんべ国縫くんぬい―同町市街間は国道二三〇号、倶知安くつちやん町市街と共和きようわ国富くにとみ間は同二七六号、余市よいち町市街―小樽市市街間は同二二九号と重複し、実延長二八二・六キロ。大沼おおぬま国道・羊蹄ようてい国道などと通称される。JR函館駅前(函館市松風町)起点とし、もり町・長万部町・蘭越らんこし町・倶知安町・余市町・小樽市などを経て札幌市中央区に至る。函館―森間は明治六年(一八七三)開通した札幌本道路線にあたる。同一二年には銭函ぜにばこ(現小樽市)―小樽間の馬車道が竣工した(「事業報告」第二編)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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