国郡を卜定す(読み)こくぐんをぼくじょうす

精選版 日本国語大辞典 「国郡を卜定す」の意味・読み・例文・類語

こくぐん【国郡】 を 卜定(ぼくじょう)

大嘗会(だいじょうえ)の際、神饌を奉る悠紀(ゆき)主基(すき)亀卜(きぼく)により決定する。→国郡卜定
儀式(872)二「天皇即位之年〈略〉大臣奉敕召神祇官密封令定悠紀主基国郡
新嘗祭に供える稲、粟などを供給する国郡を占い定める。
延喜式(927)三一「凡新嘗祭所供官田稲及粟等。〈略〉卜定応稲粟国郡

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android