精選版 日本国語大辞典 「国郡を卜定す」の意味・読み・例文・類語 こくぐん【国郡】 を 卜定(ぼくじょう)す ① 大嘗会(だいじょうえ)の際、神饌を奉る悠紀(ゆき)・主基(すき)を亀卜(きぼく)により決定する。→国郡卜定。[初出の実例]「天皇即位之年〈略〉大臣奉レ敕召二神祇官一密封令レ卜二定悠紀主基国郡一」(出典:貞観儀式(872)二)② 新嘗祭に供える稲、粟などを供給する国郡を占い定める。[初出の実例]「凡新嘗祭所レ供官田稲及粟等。〈略〉卜乙定応レ進二稲粟一国郡甲」(出典:延喜式(927)三一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例