国際貢献(読み)こくさいこうけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際貢献」の意味・わかりやすい解説

国際貢献
こくさいこうけん

日本の経済力の拡大に伴い,国際的な課題に積極的な役割を果していこうとする立場。海外からの「経済大国責任論」と表裏一体を成している。この主張は,従来外交ODA (政府開発援助) を中心とした資金協力にとどめ,紛争処理安全保障国連まかせという姿勢だったのに飽きたらず,それらの分野でも一定の役割を果すべきだとするのが特徴である。カンボジアへの PKO参加問題や国連安全保障理事会常任理事国入りなどでの積極派の底流には,この発想がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む