土佐じょうゆ(読み)とさじょうゆ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「土佐じょうゆ」の意味・わかりやすい解説

土佐じょうゆ
とさじょうゆ

カツオだしの入った調味しょうゆの一種かつお節土佐高知県)の特産であるところから、削りがつおを使うので土佐じょうゆの名がついた。土佐酢土佐煮も同様の意味をもっている。濃口しょうゆに煮きりみりんを加え、削りがつおを入れて煮立て、冷ましてから漉(こ)したものである。刺身、洗い、冷ややっこなどに用いられる。

河野友美

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android