土器投げ(読み)カワラケナゲ

デジタル大辞泉 「土器投げ」の意味・読み・例文・類語

かわらけ‐なげ〔かはらけ‐〕【土器投げ】

見晴らしのよい高所からかわらけを投げて、空中で風に舞うさまを見て楽しむ遊び。京都高雄たかお山や愛宕あたご花見の時に行われた。

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精選版 日本国語大辞典 「土器投げ」の意味・読み・例文・類語

かわらけ‐なげかはらけ‥【土器投】

  1. 〘 名詞 〙 山の上などの高い所から土器遠くへ投げて、風に舞うさまを見て楽しむ遊び。京都の高雄山愛宕山江戸飛鳥山などで、花見の時に多く行なわれた。
    1. [初出の実例]「紅葉ちるはかはらけなげか高尾山〈幸和〉」(出典:俳諧・誹諧発句帳(1633)冬)

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