最新 地学事典 「土壌分類」の解説
どじょうぶんるい
土壌分類
soil classification
V.V. Dokuchaev(1886)とその一門により土壌型を基本単位とする生成学的分類が確立され,世界に普及した。しかし国により統一的ではない。現在,世界の土壌分類体系として,国際土壌科学連合(IUSS)と国連食糧農業機関(FAO)による世界土壌資源照合基準(WRB)がある。この土壌分類体系はFAO-UNESCO世界土壌図の凡例をもとに作られ,特徴層位,識別特徴,特徴母材の存在の有無により32の土壌(照合土壌群)に分類されている。日本では,最新の分類体系である「日本土壌分類体系(2017)」による最上位のカテゴリーである土壌大群が10種類認められている。具体的には,以下の土壌大群からなる。造成土,有機質土,黒ボク土,ポドゾル,沖積土,赤黄色土,停滞水成土,富塩基土,褐色森林土,未熟土。
執筆者:田村 憲司・松井 健
参照項目:土壌分類名対比表
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

