土岐持頼(読み)とき もちより

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土岐持頼」の解説

土岐持頼 とき-もちより

?-1440 室町時代武将
土岐康政(やすまさ)の子。世保(よやす)氏を称した。伊勢(いせ)(三重県)守護。正長(しょうちょう)元年小倉宮(おぐらのみや)を奉じて反幕府の兵をあげた伊勢国司北畠満雅(みつまさ)を討つ。のち将軍足利義教(よしのり)の嫌疑をうけ,一揆(いっき)鎮圧のため出陣中の大和(奈良県)で攻められ,永享12年5月16日自害した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例