デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土師猪手」の解説 土師猪手 はじの-いて ?-643 飛鳥(あすか)時代の豪族。推古(すいこ)天皇11年(603)周防(すおう)娑婆(さば)(山口県防府(ほうふ)市佐波)で来目(くめの)皇子の殯(もがり)の儀をつかさどり,氏(うじ)を土師娑婆ともいう。皇極(こうぎょく)天皇2年吉備姫王(きびつひめのおおきみ)の喪礼を執行。同年11月1日蘇我入鹿(そがの-いるか)の命で山背大兄(やましろのおおえの)王を襲撃して戦死した人物とみなされる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例