土橋亭竜馬(読み)どきょうてい りゅうば

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土橋亭竜馬」の解説

土橋亭竜馬(初代) どきょうてい-りゅうば

1804-1851 江戸時代後期の落語家,戯作(げさく)者。
文化元年生まれ。江戸の人。初代船遊亭扇橋,ついで初代司馬竜生(りゅうしょう)の門人となり,2代竜生を襲名。のち土橋亭竜馬を名のる。和漢の滑稽軍談を得意とした。嘉永(かえい)4年6月14日死去。48歳。姓は浅井通称は上総屋(かずさや)善五郎芸名は里う馬ともかき,亭名は「どばしてい」ともよむ。著作に「噺(はなし)の大よせ」,「百面相仕方はなし」(共著)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android