共同通信ニュース用語解説 「土砂災害の危険箇所」の解説
土砂災害の危険箇所
国土交通省が2002年に公表した全国調査では、土石流や地滑り、崖崩れの危険がある場所は約52万5千カ所。しかし重点対策を実施する「警戒区域」の指定はことし8月末時点で35万6千カ所、このうち建物の移転勧告もできる「特別警戒区域」は20万6千カ所にとどまっている。臨時国会で成立した改正土砂災害防止法は、指定に向けた調査が進まない都道府県に対する国の是正要求権を盛り込んだ。
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