土肥金山跡(読み)といきんざんあと

日本歴史地名大系 「土肥金山跡」の解説

土肥金山跡
といきんざんあと

[現在地名]土肥町土肥

伊豆の金山は土肥に始まるとされ、天正五年(一五七七)土肥のかき間歩から開削されたと伝える。現在最も古い坑道天正てんしよう金鉱とされ、柿の木間歩はそれにあたるという。慶長一一年(一六〇六)一月には「去年よりして伊豆国銀山多く出でゝ佐渡国にをとらず」とあり(徳川実紀)、彦坂元正・大久保長安・市川助右衛門などの金山奉行のもとで伊豆金山の繁栄期が築かれた。とくに長安は水銀アマルガム精錬法で産出量を飛躍的に増大させたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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