土蛍(読み)ツチボタル

デジタル大辞泉 「土蛍」の意味・読み・例文・類語

つち‐ぼたる【土蛍/地蛍/蛍蛆】

幼虫。淡黒色のうじ状で、水辺におり、尾部が発光する。みぞぼたる。
双翅そうし目キノコバエ科の昆虫ヒカリキノコバエの幼虫。洞穴など暗い場所にすみ、蛍に似た青白い光を発して小さな虫をおびき寄せ、補食する。

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精選版 日本国語大辞典 「土蛍」の意味・読み・例文・類語

つち‐ぼたる【土蛍】

  1. 〘 名詞 〙 はねが退化したホタルの雌の成虫、または幼虫。形はウジ状で、水中または水辺の草むらにすみ、巻き貝などを食べる。多くは発光する。〔和漢三才図会(1712)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「土蛍」の解説

土蛍 (ツチボタル)

動物。ホタル科の昆虫の幼虫、またははねが退化した雌成虫で地表にいて光るもの

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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