土谷免(読み)どやめん

日本歴史地名大系 「土谷免」の解説

土谷免
どやめん

[現在地名]福島町土谷免

福島村の北西部にある。元寇の激戦地の一つで、供養堂くようとうという地名が残る。地内に室町期の五輪塔・宝篋印塔が多数あり、怨霊または災難の伝説がある。また七郎しちろう神社の裏手に石塔が寄集められているが、室町後期から江戸期にわたるもので、岸岳きしだけ(現佐賀県北波多村など)残党墓碑ともいう。民間芸能の土谷浮立が伝承され、現在利用されている鉦に安政六年(一八五九)の銘がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む