精選版 日本国語大辞典 「圭田」の意味・読み・例文・類語 けい‐でん【圭田】 〘 名詞 〙① ( 「圭」は潔(きよ)いの意 ) 昔、その収穫を祭祀用にあてるために設けた田地。まつりのた。神田(しんでん)。[初出の実例]「御穂神社 〈略〉日本武尊奉レ勅供二官幣一。始献二圭田五百畝一」(出典:日本総国風土記(1650頃)駿河)[その他の文献]〔孟子‐滕文公・上〕② ( 「圭」はかどの意 ) 方形の田などに対して、とがったかどのある田。[初出の実例]「田畑之形は品々有て極る形は少し、方田・直田・圭田・梭田〈略〉飯櫃田等之歩詰之仕様は算書にあり」(出典:勧農固本録(1725)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「圭田」の読み・字形・画数・意味 【圭田】けいでん ・大夫・士に祭祀の料として賜う田。圭は潔。〔孟子、文公上〕以下必ず圭田り。圭田は五十畝、餘夫は二十五畝なり。字通「圭」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報