地上望遠鏡(読み)チジョウボウエンキョウ

デジタル大辞泉 「地上望遠鏡」の意味・読み・例文・類語

ちじょう‐ぼうえんきょう〔チジヤウバウヱンキヤウ〕【地上望遠鏡】

地上物体正立像を見るために、対物レンズ接眼レンズとの間に、像を正立させる補助的なレンズまたはプリズムを入れた望遠鏡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「地上望遠鏡」の意味・読み・例文・類語

ちじょう‐ぼうえんきょうチジャウバウヱンキャウ【地上望遠鏡】

  1. 〘 名詞 〙 遠方から、地上の物体の拡大された正立像を見るための望遠鏡。対物レンズと接眼レンズの間に像を正立にするためのレンズまたはプリズムを入れるか、接眼レンズに凹レンズを用いるかする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「地上望遠鏡」の意味・わかりやすい解説

地上望遠鏡【ちじょうぼうえんきょう】

地上で物体の正立像を見るための望遠鏡。最も簡単なのは凸の対物レンズと凹の接眼レンズを組み合わせたガリレイ式望遠鏡オペラグラスに用いられている)だが,ふつうはケプラー式望遠鏡二つ凸レンズの間に正立プリズムを入れる(プリズム双眼鏡)か,凸レンズをもう一つ加えて像を正立させる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android