地域おこし協力隊(読み)チイキオコシキョウリョクタイ

デジタル大辞泉 「地域おこし協力隊」の意味・読み・例文・類語

ちいきおこし‐きょうりょくたい〔チヰキおこしケフリヨクタイ〕【地域おこし協力隊】

人口減少や高齢化などが進む地域で、都市地域住民地方自治体が受け入れ、農林水産業の応援地域ブランド地場産業の開発・販売・宣伝、環境保全環境等の活動従事してもらいながら、その地域への定住定着を図る取り組み。総務省が財政支援を行う。平成21年(2009)から実施。平成28年度(2016)は全国886自治体で3978名が活動に従事した。

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共同通信ニュース用語解説 「地域おこし協力隊」の解説

地域おこし協力隊

人口減少や高齢化が進む地域に隊員が移り住み、住民の生活支援やデジタル化交流の場づくりなどを通じて課題解決に携わる制度で、2009年度に始まった。スポーツも活動領域の一つ。受け入れた自治体には総務省の財政支援がある。1~3年程度の任期を終えた隊員の約7割が活動した自治体やその近隣に定住し、起業や事業継承などに取り組んでいる。23年度の隊員数は過去最多の7200人。

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知恵蔵mini 「地域おこし協力隊」の解説

地域おこし協力隊

都市部の若者らが地方自治体の募集に応じて委嘱を受け、国から生活費などの支援を受けながら、おおむね1年以上3年以下の期間、地方に移り住み、住民の生活支援や地域の活性化などに取り組む活動である。同隊員は地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住⺠の生活支援などの活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みを行う。2017年2月、総務省は同隊を受け入れた自治体が863と前年の1.3倍以上の増となり、隊員数が16年に政府が目標としていた4000人を上回ったことを発表した。同省は引き続き隊員数の増加に努め、定住を希望する隊員への支援を強化していくとしている。

(2017-2-14)

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