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地殻存在度 ちかくそんざいどcrustal abundance

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

地殻存在度
ちかくそんざいど
crustal abundance

地球は,地表から中心に向かって,地殻マントル,核という成層構造を成す。このうち,地殻の厚さは大陸部で 30~50km,海洋部で 10kmである。この地殻の部分をすべて集めて破砕し,均一に混ぜ合わせたとしたときの各元素の濃度を地殻存在度という。 20世紀の初頭,F.W.クラークが当時得られていた多くの岩石の分析値をもとに推定した値が,クラーク数という名のもとに広く使われていた。しかし,近年海洋地域の調査が進み,新しい地殻存在度の値が提案されている。金属鉱床は,特定の元素がこの地殻存在度に比べてかなり濃集している場所である。たとえば,鉄やアルミニウムの鉱床は 10倍程度,金や白金の鉱床は1万倍程度の濃集度を示す。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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