地獄巡(読み)じごくめぐり

精選版 日本国語大辞典 「地獄巡」の意味・読み・例文・類語

じごく‐めぐりヂゴク‥【地獄巡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 焦熱地獄や阿鼻地獄など、地獄のあちこちをめぐり歩くこと。
    1. [初出の実例]「末社末社の宮めぐり、ぢごくめぐりを思ひ出す」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)夢路のこま)
  3. ② 私娼窟をめぐり歩くこと。
    1. [初出の実例]「地獄(ヂゴク)めぐりでもして、明日の朝まで死んだやうに寐てえものだ」(出典:歌舞伎・梅雨小袖昔八丈(髪結新三)(1873)序幕)
  4. ③ 温泉地などの観光コースで、絶えず煙や熱湯などが噴出している数か所の地点をめぐり歩くこと。
    1. [初出の実例]「肥前国雲仙が嶽は西国の名山なり。〈略〉それより沙彌案内して地獄(ヂゴク)めぐりす」(出典:随筆・西遊記(1795)五)

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