坊人(読み)ぼうじん

精選版 日本国語大辞典 「坊人」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐じんバウ‥【坊人】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 門跡・院家の院主に奉公し、その法門に門徒として属する僧侶。
    1. [初出の実例]「号文観聖人坊人輩、出来之時者、速永可放山上、山下事」(出典高野山文書‐建武二年(1335)五月日・金剛峯寺衆徒契状)
  3. 昔、山城国(京都府)の鞍馬山愛宕山などから出て、諸国を徘徊し、加持祈祷をし、札守秘符などを勧めた俗法師

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む