坑木(読み)コウボク

精選版 日本国語大辞典 「坑木」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぼくカウ‥【坑木】

  1. 〘 名詞 〙 坑道のくずれるのを防ぐために、支柱用として坑内に用いる木材。
    1. [初出の実例]「無茶苦茶に坑道を走り出した。何度ものめったり、杭木に額を打ちつけた」(出典:蟹工船(1929)〈小林多喜二〉一)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「坑木」の意味・わかりやすい解説

坑木
こうぼく
mining timber

鉱山,炭鉱などの坑道で支柱,梁に使われる木材。赤松材などのほか広葉樹雑木も多い。腐食しやすいので防腐処理を施すこともある。木材資源が少くなったため,鋼材化やコンクリート化が進み,坑木の使用は少くなってきた。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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