垂水人形(読み)たるみずにんぎょう

事典 日本の地域ブランド・名産品 「垂水人形」の解説

垂水人形[人形・玩具]
たるみずにんぎょう

九州・沖縄地方、鹿児島県の地域ブランド。
垂水市で製作されている。帖佐人形の影響を受けた土人形明治時代初期に帖佐にならってつくり始められたという。冬の休閑期の副業として明治時代末期から大正時代初頭がもっとも盛んであった。戦後途絶えていたが、1989(平成元)年に復活。現在は、鯉抱き童子・浦島太郎内裏雛・羽子板娘などがある。鹿児島県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「垂水人形」の解説

垂水人形

鹿児島県垂水市の郷土玩具。鮮やかに彩色された土人形。県指定伝統的工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android