型に嵌める(読み)カタニハメル

デジタル大辞泉 「型に嵌める」の意味・読み・例文・類語

かた・める

個性独創性を認めず、決まりきった形式方法によらせる。「生徒を―・める教育

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精選版 日本国語大辞典 「型に嵌める」の意味・読み・例文・類語

かた【型】 に 嵌(は)める

  1. 一定の形にしてしまう。そのものの個性や独創性を認めないで、すべてを同じようなありさまのものにする。
    1. [初出の実例]「足はじっかじっかと重たう歩もふと、かたにはめて適ふとするに因て」(出典:絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初))
    2. 「かえって人間同士の交流をせばめ、型にはめる結果になっている」(出典:他人の顔(1964)〈安部公房〉黒いノート)

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